今日の手作りごはんは、そばを使った「さばそば」です。そばと野菜類の煮物、缶詰のさばを使って作った簡単メニューです。
そばは、低カロリーで飼い主のわたしも好きな健康食品です^^
犬の手作りごはんにもよく登場します。飼い主がそばを食べるときに、愛犬用に取り分けておくこともあります。
ごはんのカサ増しにも便利なんですよね。小さな鍋でサッと乾麺を茹でればすぐ使えます。愛犬はさほどそばが好きでもないようですが、いつも残さず食べてくれます。
では、そばにはどのような栄養素が含まれていて、どのような健康効果があるのかをご紹介します。
犬の健康によい栄養素がたくさん含まれています
そばの栄養素と効能
- ルチン
ルチンは、強い抗酸化作用のあるポリフェノールの一種です。弾力を失った血管を丈夫にし、血液をサラサラにする働きがあります。体の隅々まで血液が送られるようになりますから、アンチエイジング効果が期待できます。
ルチンはビタミンCの効果を高める作用があるので、そばと一緒にビタミンCを摂ることをおすすめ! ビタミンCの機能が強化されると、毛細血管の強化や、コラーゲン合成の促進が期待できます。
また、ルチンには、アレルギー反応を抑える働きがあるので、花粉症などアレルギーの治療薬としても使われるそうです。アレルギーを持つ子にはおすすめですが、そばアレルギーの子は食べないようにしてくださいね。
- ビタミンB群
ビタミンB群は糖質をエネルギーに変える栄養素です。皮フや粘膜の細胞の生成を促す効果もあります。新陳代謝を促進するのでエネルギーの流れがよくなります。
- コリン(脳内神経物質アセチルコリン)
脂肪やコレステロールなどの代謝を高め、脂肪肝を防ぐ効果があるといわれています。血圧を下げ、コレステロールが血管に沈着することを防ぎ、血液をサラサラにする効果が期待できます。
また、脳の働きに関して、良い影響をもたらすとも考えられています。
- 食物繊維
食物繊維には腸内細菌のエサとなり、腸内の環境を整える働きがあります。また老廃物を体外へ排出してくれるのでデトックス効果が期待できます。
そばは低カロリーで低GI
そばは低カロリーなので、ダイエット中の犬にもおすすめの食材です。そばは低GI食品なので血糖値の上昇がゆるやかで脂肪になりにくいのです。
白米などのGI値の高い食品を食べると、血糖値は急に上昇します。上がった血糖値を下げようとして分泌されるのがインシュリンです。
インシュリンには、脂肪を作ったり、脂肪の分解を抑制する働きがあるため、インシュリンが多く分泌されると肥満の原因になってしまうのです。
そばにはそのような働きがないので、ダイエット中の犬にもおすすめです。
乾麺が便利です
そばは手軽に手に入れることができますが、そば粉が配合されている割合はそばによって異なります。そば粉が多いほうがより高い健康効果も期待できそうですね!
乾麺なら長期に保存できるので、いつもキッチンにストックしておくと便利です。乾麺は生の麺に比べ、添加物が使われていないか、使われていても少ないというメリットもあります。
犬にそばを食べさせるときは、人間が食べるより少し柔らかめに茹でてあげるのもいいかもしれませんね。ちなみに、そばは短く切って食べさせてあげても良いですが、切らなくても上手に食べられます(笑)
そばの健康効果を手作りごはんに取り入れてみてはいかがでしょうか。