作りごはんを食べさせています。肉と野菜を煮て作っていますが、煮ることで加熱からビタミンやミネラルなどの栄養素は破壊されていないでしょうか? うちの子はもしかしたら栄養素が足りていないのではないかと心配です。
加熱によって、ビタミンやミネラルなどの栄養素が破壊されていないかといえば、破壊されています。
ビタミンやミネラルなどの栄養素は、熱に強いものもあれば、弱いものもあります。カットした野菜を水に流水に浸すだけで流れ出るビタミンもあります。
いずれにしろ、食材に含まれる栄養素は、人間はもちろん、愛犬の口に入るまで、ある程度は失われるものです。
加熱したごはんを食べているからといって栄養素が不足するかと言えば、そんなことはありません。
加熱しても栄養素はちゃんと摂れます
加熱で失われた栄養素をカバーできる理由
なぜ、加熱したものを食べても不足しないかといえば、加熱によってビタミンやミネラルが消失するといっても、すべてが無くなるわけではないからです。
栄養素は、ちゃんと残っています。
もし、加熱によってビタミン、ミネラルなどの栄養素がすべて破壊されていたら、私たちが普段食べているものも、ほとんど栄養がないものになっているはずです。私たちは栄養不足に陥ることになります。
たとえば、加熱したおかずが中心のお弁当などは、ビタミン・
加熱しながら食べる鍋物なんて最悪の食事になってしまいます(笑)
しかし現実は違いますよね。加熱しながら食べるにもかかわらず、
ビタミンやミネラルなどの栄養素がたっぷり取れたからではないでしょうか? たしかに加熱により消失するビタミンやミネラルはありますが、
加熱しても栄養素はちゃんと摂取できるんです。加熱によりビタミンやミネラルが減ったとしても、 熱で食材が小さくなりますから量をたくさん食べることができます。
加熱で失われた分は、量を食べることでカバーできているわけです。
愛犬に栄養素が足りているかを確認する方法
うちの子に栄養が足りているかどうかは、
どこを確認するかというと愛犬の毛並み(コート)です。コートがつやつやとしていたら、栄養素は足りています。
犬のからだは摂取した栄養素を、まずからだの機能維持に使い、残ったぶんを毛並みへ回します。なので、コートがつやつやしていたら、それだけ余裕があるわけです。
犬などの動物が体調を崩すと毛がバサバサになりますね。あれはエネルギーをすべて体の機能を維持するために使うからです。
毛並みはバサバサになったところで、体の機能維持には関係ないので、体に異変があるときは放置されます。だからバサバサになるんですね。
なので、あなたの愛犬が毛並みよく、ツヤツヤしていたら、栄養素はじゅうぶんに足りていることになります。おそらく、手作りごはんを食べている体調の良い子は、毛並みが良く、ツヤツヤしているはずですよ!
加熱で失われる栄養素はあることは確かですが、残っている栄養素があるから大丈夫です! 残っているほうに目を向けましょう(笑)
自信を持って手作りごはんを作ってあげてください。
そのほうが、ごはんはきっと、もっと美味しくなります。
本日は以上になります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。