我が家の愛犬の犬種は、パピヨンです。
わたしはパピヨンと暮らしていて、季節の移り変わりとコート(毛)の関係をいつも不思議に思っていました。
季節の変わり目になると、毛が抜け替わるものですよね。
春から夏にかけて、ごっそりと抜けて夏毛に変わるものですが、ウチの子の場合、なぜか夏に毛が増えるのです。
夏に向けて暑くなるのだから、少なくなればいいのに逆に増えてしまう。
「ただでさえ暑がりなのに、なぜ増えるの?」と不思議です。
また、気をつけないと夏は体重が増えやすい。ちょっと体重が増えたと思うと、家族がこっそりおやつを多めに食べせたりしているんです。
夏に増えて、冬に減る季節と逆に増減するコート
春から夏に向かい暑くなるにつれて、毛がフッサフサになってしまうウチのパピヨン。たたでさえ暑がりなのに、なぜ、季節にあわせて毛が少なくならないのでしょうね。
暑苦しそうで不憫です。サマーカットはしませんが、足回り、お尻周り、お腹周りは梳くように毛をカットします。当然ながら、エアコンも24時間つけっぱなしです。
夏は体調管理に気をつかいます。
愛犬にとって過ごしづらい夏が過ぎ、秋が来るとホッとします。秋が深まり寒くなってくると、今度はウチの愛犬、毛の量が減っていきます(汗)
寒くなるのだから増えればいいのに、今度は減っていくのです。
なぜ寒くなるのに減っていくんだろう??
毛の生え方が、季節の気温にあっていないのか不思議です。
冬は痩せるから、毛の量も減る!??
ある冬の日、愛犬を抱きあげたときのこと。
「軽い!」と感じました。
「痩せた?」と体重を計ってみると、確かに減っていました。ダイエットはしていないし、ごはんの量も変えていないのにどうしたんだろう・・・?
痩せたといっても元気はあります。遊べ遊べとうるさいくらいですし、病気ではなさそうです。
ということは、あっ! ・・もしかして寒さのせい!!?
愛犬の体重が減ったのは、寒さが増してきた時期です。そうすると体を維持するためのエネルギーが、いままで以上に必要になってきます。
食べたごはんのエネルギーだけでは、体を維持するのに不十分だったのでしょう。あらかじめ体に蓄えていた脂肪を燃焼させて、体力の維持に回していたのです。
つまり脂肪を燃焼させたぶん、痩せたんです。ごめんね、ごはんが足りなかったね。
当時は気づかなかったのですが、冬に毛が少なくなっていたのも、もしかしたら同じ理由なのかもしれません。
体を維持するためにエネルギーを使うから、毛を増やすほうにエネルギーを回せなかった可能性もあるかと・・・。
夏に毛が増えるのは、体力維持にエネルギーを使わず余っているので、毛を作るほうへどんどん回していると考えると理屈のうえでは合点がいきます。
からだの仕組みとしてはスゴいですが、夏毛・冬毛がないのは少し疑問が残りますが。
冬はごはんの量を増やしてあげましょう
寒くなると食べる量が増えるのは、鳥も同じです。我が家には今年で25才になるオカメインコがいますが、やはり寒くなると食べる量が増えるんですよね。
朝、鳥かごを見ると、エサの量がハンパなく減っています。夏に食べている量の2倍は食べています。
食べたものをしっかりエネルギーにしているんだなぁと感心します。もちろん、インコにはたっぷりとエサを追加です。
愛犬やインコの食べる様子を見ていると、かれらが食べ物のエネルギーを糧にして、からだを維持していることがよ~くわかります。
愛犬が寒さで痩せてしまったと気づいてからは、ごはんの量を増やしました。お肉や穀類などエネルギーにかわりやすいものを増量です。
おやつもあげたりしていたら、痩せたぶんはすぐに戻りました。
その冬以来、寒くなると体重に気をつけながら、ごはんの量を増量するようになりました。
季節によって食べる量を調節することって大事ですね。
まとめ
犬やネコなどの動物たちは、体質が人間よりもピュアだといいます。四季の温度変化に敏感に反応するのでしょうね。
暑い時期は多くのエネルギーを使わなくても生きていけるので、食のエネルギーはさほど必要としませんが、冬の寒い時期はからだを維持するために、より多くのエネルギーを必要とします。
なので、食事の量は季節によって加減してあげましょう。
夏は体の熱をとるものを使い、冬は体を温めるものを食べさせてあげるなど、季節にあったごはんを作ってあげたいものです。
どうすれば、季節にあったごはんになるでしょうか?
それは、食材に旬のものを選ぶようにすれば、まず大丈夫。旬のものには、その時期の体にあうような栄養素が詰まっています。栄養素が濃くなっているんですよ♪
自然の恵みに感謝しながら、愛犬と一緒に美味しく食べましょう^^