今日は我が家の愛犬に作っている《基本のごはん》をご紹介します。
我が家の愛犬は、2017年で9才になったパピヨンの男の子。パピーの頃から食べることが大好きな子です。
生後6か月の頃にフードから手作りごはんにシフトしてから、ずっと手作りごはんを食べています。
もともと大きめな子犬ではありましたが、ごはんをもりもりと食べて元気に育ち、気づけば体重約7キロの骨太な巨大パピヨンとなりました。一般的なパピヨンの2倍の大きさに当たります。
9才になる今でも、食べることが大好きなことに変わりはありませんが、9才といえば人間でいえばアラフィフなお年頃です。
からだの不調が出やすいお年頃なので、健康に留意し、万病の元である肥満にはならないよう気をつけています。
では、我が家の愛犬が食べているごはんとは⁉︎
どのようなことに気をつけて、ごはん作りをしているのかをご紹介します。
愛犬の手作りごはんの基本レシピ
我が家の手作りごはんは、誰にでも簡単に作れる、とてもシンプルなスタイルです。
まず「肉(魚):野菜類:イモ類」を、およそ1:1:1の割合で鍋に入れ、さらにきのこやゴマ、ワカメなどのミネラルの多い食材を足して煮るだけのシンプルスタイル。
「肉(魚):野菜類:イモ類」のイモ類は、穀類を使っても良いのですが、ごはんなど穀類を使うと、どうしても太りやすくなるので、あまり使わないようにしています。
そば、パスタ、そうめんなど※GI値の低い麺類は時々使っています。
(※GI値とは、食べた炭水化物が体内で分解されて糖に変わるまでのスピードを現した数値です。この数値が低いほど、血糖値があがりにくく脂肪を溜め込めにくいといわれています)
また、9才という年齢や、愛犬の体調を見て、最近では少し肉(たんぱく質)を多めにしています。
基本はシンプルスタイル
具体的な分量をご紹介します。ある日の1日ぶんのごはんです。
肉:ササミ2本
野菜:さつまいも40g、大根30g、人参20g、豆腐30g、小松菜適量、
ミネラル分:しめじ、ワカメ、味噌
ササミと野菜、水を鍋に入れ、
完成したごはんは人肌程度に冷ましてから、大きめの野菜はキッチンバサミで細かくカットしてからあげています。
野菜はスーパーで買える手軽なものを使っています。大根・にんじん・ピーマン・きゃべつ・白菜・かぼちゃ・さつまいも・じゃがいも・さといも、などなど。
今回は、ササミも一緒に煮て作っていますが、肉類は入れずに先に野菜類だけ煮てストックしておいて、あとから肉や魚などのタンパク源を乗せることもあります。
ストックしておいた野菜類の煮物に、タタキにしたササミや、シャブシャブした豚肉、刺身、
肉は焼いたほうが香りが良いですし、魚の刺身なども喜んで食べますよ。
タンパク源となる肉類は、牛、豚、鶏、魚、なんでも使います。ときどきラム肉や鹿肉などのレアなお肉も登場します。
最近は馬肉のミンチも使うようになりました。高たんぱくで低カロリーでとってもヘルシーです。人間も馬刺しを食べると元気になりますから、犬のからだにも良いことは間違いありませんよね。
栄養バランスは一週間を通してとればOK
手作りごはんの栄養バランスは、1日のごはんで完全な栄養バランスを摂る必要はありません。1週間単位で栄養バランスを摂るくらいに、ゆるく考えて大丈夫です。
一週間を通して「海のもの」「山のもの」など色々食べていれば自然と栄養バランスはとれるものです。
4、5日、肉が続いたら、4日目は魚にするとか、お肉と野菜がメインでも、乾燥ワカメなど海のものを入れるなど工夫するのもいいですね。色々と使ってみましょう。
色々な食材を使ったほうが愛犬も食べる楽しみが増しますし、色々な栄養素を摂ることができます。栄養バランスもばっちりとれることでしょう^^
手作りごはんの最大のメリット
色々なものが食べられる、食べる楽しみが増すことは、手作りごはんの大きなメリットですね。犬にとって食べることは、生きる楽しみのひとつですから、生きる楽しみを増やしてあげることができます(笑)
ペットフードの場合、栄養バランスの心配はありませんが、一度買ったら、食べ終わるまで同じものを食べなくてはなりません。正直、飽きてしまうと思います。
また、作ってあげた手作りごはんを、愛犬が美味しそうに食べる姿が、わたし自身の癒しにもなっているのです。喜んでくれると、うれしくなりますよね?
ごはんを通して、愛犬とwin-winな関係になれる。
これこそ、手作りごはんの最大のメリットだと思います^^