キャベツが好きなわんこって多いですよね。葉や芯をシャクシャクとおいしそうに食べますが、そもそも犬はキャベツを食べても良いのでしょうか?
答えはイエス。犬はキャベツを食べても大丈夫です。葉も芯も美味しく食べられますよ。
キャベツは手作りごはんのカサ増しにも便利な食材なので、ウチでもよく使っていますが、犬はどのくらいキャベツを食べても良いのでしょうか?
今回はキャベツについてチェックしてみましょう!
キャベツの種類や栄養成分、レシピもチェックしてみました。
Contents
キャベツの種類
キャベツはポピュラーな野菜ですが、じつは種類も色々あります。どのようなものがあるのかチェックしてみましょう!
冬キャベツと春キャベツ
キャベツの旬は冬から春です。キャベツには冬キャベツと春キャベツがありますが、栄養的にはどちらもさほど変わりはありません。
ただ、冬キャベツよりは春キャベツのほうが葉が柔らかく生食には向いています。
グリーンボール
グリーンボールと呼ばれることもありますが、グリーンボールは品種の名前。グリーンボールは五月頃が旬のキャベツで、葉が柔らかく甘みがあるのが特徴です。ふつうのキャベツよりも栄養が豊富なことでも知られています。
紫キャベツ
キャベツには葉の表面が紫色をした紫キャベツもあります。味はふつうのキャベツとおなじですが、ビタミンCを豊富に含んでいます。
紫色の正体はポリフェノールの一種、アントシアニンです。アントシアニンは抗酸化作用が期待できるので愛犬にもおすすめです。
芽キャベツ
キャベツのなかで最も栄養価が高いのは芽キャベツです。小さなキャベツですが、普通のキャベツに比べたっぷりと栄養素を含んでいます。
ビタミンCの含有量は、ふつうのキャベツの約3倍! ビタミンKは2倍も含んでいます。またビタミンUはもちろん、βカロテン、ルテインもたっぷりと含んでいます。
芽キャベツを愛犬に食べさせたいときは、煮込んで柔らかくして食べさせてあげましょう。
キャベツの選び方
キャベツを選ぶときは、切り口が新しいものを選んでください。巻きがかたくて手にズシッと重く感じるものがおすすめです。
時々、葉の表面が紫色っぽいものがありますが、これは甘みがあっておいしいキャベツの証拠でもあります。
春キャベツは色が濃く、葉がツヤツヤしたものを選んでください。葉の巻きがやわらかく、弾力があるものをおすすめします。
キャベツの栄養素
キャベツの栄養素をチェックしましょう!
ビタミンC
抗酸化作用・抗がん作用などがあり、肌荒れにも良いビタミンです。コラーゲンの合成にはたらき、血管や粘膜、骨を強くする作用もあります。
ビタミンK
出血時に血を固めたり、骨の形成を促進する脂溶性のビタミンです。野菜に含まれるK1と微生物に合成されるK2の2種類があり、体内でも微生物によって合成されています。
ビタミンU
キャベツから発見されたビタミンです。キャベジンとも呼ばれています。キャベジンは胃酸の分泌を抑えたり、胃腸の粘膜を修復しやすくしてくれます。
また、タンパク質の合成を促進する作用もあるといわれているビタミンです。
ビタミンUは、キャベツ以外では、レタス、アスパラガス、セロリ、青のりなどにも含まれます。
食物繊維も豊富なので、デトックス効果や免疫力アップも期待できます。
与える量は?:食いしん坊には手作りごはんのカサ増しにも
愛犬にキャベツはどのくらい食べさせてたら良いのでしょうか?
キャベツの葉や芯を生で食べさせる場合、小型犬なら葉や芯の切れ端を数本、おやつ程度に与る程度なら問題ありません。
手作りごはんの具材として加熱して使うときは、もう少し多くても大丈夫。加熱するとカサが減るので多く食べられます。
キャベツは食物繊維が豊富で整腸作用もあるので愛犬の腸内環境を整えてくれます。
またカロリーの低い手作りごはんにしたいときもキャベツは強い味方です。煮込んで出汁の染みたキャベツは愛犬が喜んで食べてくれますし、満足感も得られます。
キャベツを使ったレシピ
キャベツは、生でも、茹でても、焼いても美味しく頂けますが、犬にカサ増し目的で食べさせるなら、ポトフのように煮込んで食べさせるのがおすすめです。
柔らかくなったキャベツはお腹に優しく、愛犬の腸内環境を整えてくれます。
もうひとつ、干しキャベツという選択もありますよ。作り方は簡単です。キャベツを1枚ずつはがして、葉を数時間~1日干すだけ。
葉がしんなりとすれば完成。冷蔵庫で5~10日か、冷凍保存もできます。干すと栄養価がアップし、甘みも増していますよ!
干しキャベツは、生でシャリシャリ食べるのが好きな子には不評かもしれませんが、カサ増し食材としてはおすすめです^^
まだレシピは少ないのでこれから追加していきますね!
まとめ
キャベツの種類
- 冬キャベツと春キャベツ:栄養価はさほど変わらない。春キャベツは葉が柔らかい
- グリーンボール:葉が柔らかく甘みがあるのが特徴です。ふつうのキャベツよりも栄養が豊富なことでも知られています。
- 紫キャベツ:味はふつうのキャベツとおなじですが、ビタミンCを豊富に含んでいます。紫色の正体はポリフェノールの一種、アントシアニンです。
- 芽キャベツ:キャベツのなかで最も栄養価が高い。ビタミンCの含有量は、ふつうのキャベツの約3倍
キャベツの選び方
切り口が新しいものを選ぶ。巻きがかたくて手にズシッと重く感じるものがおすすめ。
キャベツの栄養素
ビタミンC・ビタミンK・ビタミンU(キャベジン)
与える量は?:食いしん坊には手作りごはんのカサ増しにも
葉や芯を生で食べさせる場合、小型犬なら葉や芯の切れ端を数本、おやつ程度に与る程度なら問題ありません。加熱して使うときは、もう少し多くても大丈夫。加熱するとカサが減るので多く食べられます。
キャベツを使ったレシピ
キャベツは、生でも、茹でても、焼いても美味しく頂けますが、犬にカサ増し目的で食べさせるなら、ポトフのように煮込んで食べさせるのがおすすめです。